クローン病の漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
息子は高校生の頃にクローン病に掛かり、大変辛い毎日を送っていました。食欲もなく、腹痛もしばしば起こして、特に本人が一番つらかったのが、朝に目が覚めるとお尻から分泌物・リンパ液が出ている事でした。
そのせいで、寝る前は必ずおむつをして寝ていました。本人曰く、クローン病の病気の事はしょうがないけど、リンパ液が出ている事で朝の目覚めがすごく気持ち悪くて、おむつをして寝る事がすごく屈辱的だといつも言っていました。
見ていてとても辛く、本当に変われるものなら変わってやりたいとも思いました。漢方雑誌を見たときに、漢方がクローン病に効果的との記事を読み、藁をもつかむ思いで相談してみることにしました。
20代後半 男性
先生にクローン病の相談すると親身になって話を聞いてくれました。息子の体質の事をいろいろ聞いてくれて、雑誌で読んだ漢方を試してみたい事も先生に話しました。
先生は「病気自体は遺伝的な事なのでクローン病を治す事は非常に難しいけれど、お尻のリンパ液は止まるかもしれないと思う。ただやってみないと分からない」と言ってくれました。
私はその言葉がすごく嬉しくて、漢方に賭けてみようと思いました。飲み始めて2ケ月くらいで何となく良いと息子に言われました。1ケ月に1回のペースでクローン病の相談に行くと、その時の体調によって漢方を変えてくれました。
半年もすると体調が整って、結果的にほとんどリンパが出なくなったと息子もすごく喜んでくれました。
腹痛もほとんど治まり、引きこもりがちで内向的だった性格も明るくなっていき、こんな事ならもっと早く漢方相談に行けば良かった、と思っています。
先生には本当に感謝しています。
お母さんが始めて来局された時の事を、今でもハッキリ覚えてます。このようなクローン病のケースは初めての相談内容だったので、やってみないと分からないというのが正直な気持ちでした。
漢方相談に来る度にお母さんの表情が明るくなっていって、笑顔が増えていったのもよく覚えてます。ご本人には一度しか会ったことがないですが、お母さんの笑顔で、ご本人の今の状態が伺えていると思います。
喜んでもらえてこちらもすごく嬉しいです。
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